KO邸
中野区の住宅が密集した地域の26坪の土地に建つ2世帯住宅です。
1階はご両親の生活空間で、2階・3階は若夫婦の生活空間になっています。
共用の玄関ホールを境にして空間を分けています。
玄関ホールは階段上の天窓からやんわりと光が差し込んできます。
上から見ると敷地の形状によって三角形になっているのがわかります。
玄関ホールを抜けるとご両親の世帯の生活空間になっています。
寝室・和室を中心としたワンルームになっていますが、引き戸を閉めるとすべて個室になるという設計になっています。
水廻りは少し広めにしてあり、ここも引き戸を開けておくとつながった空間になります。
階段は段板と蹴込み板が連続している形状で、横から見ると階段の板が折り紙で折ったような形になっています。
階段を上がってくると若夫婦のリビングへつながります。こちらも引き戸を開けるとすべてワンルームになるようになっています。
リビングの一角にキッチンがあります。
北側のキッチンですが、レンジフードの上には天窓も付いていて手元を明るくしています。
キッチンはIKEAのもので、ダイニングとの間にカウンターが設置されています。
リビングから見た木製ルーバー。
家事コーナーや、トイレの入り口を目立たなくしています。
トイレ前においてあった看板がおもしろいです。
キッチンの左奥にはテーブルとイスが設置してあり、家事コーナーとして機能しているようです。
リビングとは木製のルーバーで仕切られています。
トイレには、角に陶器製の手洗い器があります。
引き戸のレール上にはペーパーが並べてあります。
洗面所は洗面用のボウルと洗濯用のボウルが2連になっています。
周りは丸いモザイクタイルで仕上げています。
鏡の周りの木製部は建主さんが仕上げました。
リビングを通り抜けた奥には3.5畳ほどの小さな和室があります。
二人分の布団をかろうじて敷けるというサイズで、ちょっとした客間にもなっています。
2階から3階へ上がっていく階段です
ここの三角形の窓は設計図面には無かったもので、工事中にふさぐのがもったいないということで、取り付けられました。結果的に天窓のあかりがキッチンにも差し込むようになりました。
こちらの窓は、こんな風に子供たちがキッチンを上から見る事ができます。
3階へ上がったところに小さな書斎のようなコーナーがあります。
古家具が良い味をだしてます。
子供部屋になっている空間で、真ん中の柱の位置で将来は2つにわけられる空間になっています。
この部屋は寝室として使用しているところで、屋根裏部屋のような空間です。
南側は、ルーフバルコニーに出られるようになっています。
こちらはホントの屋根裏部屋で、収納として使用していますが、ご主人の趣味の部屋にもなっているようです。
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