古くても良いもの
ウチで設計している住宅では自然素材を使用することが多いのですが、使用している理由は古くなってもその素材の良さを失わずに、むしろ良くなっていくような感じがするからです。(一言で言えば味が出てくるということでしょうか…)素材だけでなく、デザインも「古くなってもよさそうだな」と考えて設計しています。 こういう好みは、家具や家電、小物なども共通していますね。
もう古くなっていて好きなものもあります。
例えば、今使っている下駄箱は山本商店という古家具やさんで購入したものです。
この椅子ももともとは赤い色で日に焼けてこんなオレンジになったそうです。
山本商店で購入した下駄箱
結構、床の色もアメ色に焼けてきていて、引っ越し当初から、本棚を置いていた部分の床は焼けてなくて真っ白でした。
今、このテキストを打っているMacintoshも15年も前のものです。
作ったものたちが古くなっても可愛がってもらえるというのは、モノを作る人にとってはとても嬉しいことですね。
0コメント