またですか?
といわれそうな感じがしますが、またです(笑)
模様替えです。Macを買ったわけではありません(笑)
2階の3畳の部屋から、1階の部屋に事務所を移しました。
しかも、今回はものすごく思い切って2つもあった本棚を無くして板数枚のみで構成した棚で本を収納しています。
これだけ、模様替えの多い家だと、家具の移動だけでもすごい労力です。
そこで、家具を無くしてしまって棚を壁につけてみてはどうだろう?と思い、とうとう既製品の家具は食器棚とダイニングセットとイス、子供用の無印良品の棚のみになってしまいました。
実は、こんな思い切ったことができるのも理由2つがあります。
1つ目は珪藻土の壁だからです。珪藻土の粉をストックしてあるので穴の開いたところは練って補修ができます。つまり、壁にはねじなどの穴は開け放題なので、金具で棚板を付けるのは気兼ねなくできてしまいます。
浮いているようなこの棚はこんな単純なL型の金物で固定されています。
もう1つの理由がこれ。書籍のデータ化です。最近では液晶が大型化し、pdfが高速表示できるようになったので、A4程度の本は見開きで十分ストレス無く読める大きさになりました。設計事務所なんかをやっていると、資料の山になりがちですが、実際は見ていない本が多いことに気付きます。でも、捨てられないし…なんてモノはデータにした方が検索も速いので便利です。しかし、この方法は娯楽として読む雑誌などには向いてないですね。
本当に仕事をしているのか?と思われてしまいそうな仕事用の少ない本棚。これも先ほどの金物で留めてあります。こうやって書類を置いてしまうと棚板は完全に浮いて見えますね。
これは完全に板だけの本棚で後ろには落ちないようにガードが付いてます。
今回、模様替えをして、「本棚ってこんなものでもいいんだな。」と思いました。
設計者として設計すると、本棚などの家具は、側板+天板+底板+背板という組み合わせの「箱物」で考えるのが基本で、そうじゃないと、しっかりしないと考えがちですが、今回のようにL型金物+板でも十分ですね。お金がかからない上にすっきりしてるし。
ちなみに、土間で使っているL型金物は1本あたり60kgまで、耐えられるそうです。板の厚みは天板にはちょっと薄めの19ミリにしました。(普通は30ミリ程度)
実は今回の土間の天板などは「このくらいでも大丈夫かな?」という実験を兼ねていますので、その状況はまたお知らせします。
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