みんなでつくる
以前にも同じタイトルで書いたことがありますが、
住宅はみんなでつくるもので、建築家の作品ではないと思っています。
階段は大工さんと一緒に細かい納まりを決めたところ。スチールの柵は、鉄工屋さんも一緒に打ち合わせて段板に刺さったイメージを作っています。手すりは建主さんと現場でお話をして、小さいコドモでも握れるように上側を細く削っています。
キッチンひとつでも、家具本体はsolnteさんがつくり、フードやコンロはキッチン施工の職人さんが取り付けて、裏側は左官屋さんが珪藻土を塗っています。
このドアもsolnteさんが作り、建具屋さんが吊り込み、ハンドルなどを掘り込んで取り付けています。
通常、梁や火打ちにはボルトなどの金物が見えてくるのですが、構造材を加工するプレカット屋さんと一緒に極力見えないように工夫しています。
この住宅は建主さんもこの部屋の珪藻土塗りに参加しています。
コドモたちも一緒に塗って、手形をのこしてます。
良い家をつくるために協力してくれるみなさん 今年も本当にお世話になりました。
また、来年もよろしくお願いします。
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