「外っぽい中」と「中っぽい外」
仕事集に茂原市「K邸」を追加しました。
コンパクトな無駄のない住宅です。
ぜひ、見てみて下さい。
今回のタイトルはどういう意味かというと、インテリアとエクステリアの中間的な空間のことです。
よく見てみると、ウチで設計した住宅には必ずこの空間がありますね。
「外っぽい中」とは、外のような雰囲気で室内をつくったり、実際に土足だったりするようなところです。
こういった空間は、単に機能だけの玄関や廊下を意味のある場所に変化させる効果があります。
トップの写真は、茂原市K邸の玄関土間で、ウッドデッキの材料でできています。
わが家の土間とか、千葉市T邸の土間は実際に土足で過ごす、室内空間です。
潮来市S邸のインナーテラスや、成田市S邸のように、エクステリアのような雰囲気の空間です。
「中っぽい外」は、「外っぽい中」と逆でインテリア要素の強いエクステリアです。こちらは、外部の空間も部屋の延長として感じるような感覚がありますね。
成田市K邸やつくば市T邸のウッドデッキ。外のリビングといったところ。
千葉市H邸の庭。
こちらはウッドデッキと違って靴を履区のですが、周りが壁に囲まれているため、落ち着いた室内のような感覚です。
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